桜の盆栽・鉢植えが一番魅力な理由
らしです。
みなさん、桜の花見って毎年楽しみですよね。しかし、いざ花見の時期になると混雑に辟易したり中々外出が難しかったり個々人都合があると思います。
そこで、桜の花見をするなら盆栽・鉢植え仕立てをオススメします。
自宅の旭山桜です。
桜の盆栽・鉢植えの魅力
- 桜は昔から親しまれてる
- 秋冬に咲く種類もある
- 日本の冬の寒さにも耐える
1.桜は昔から親しまれてる
桜は、みなさんの身近な生活の近くに見られますよね。平安時代の歌人が歌に詠むほど昔から人々に寄り添ってきました。
桜の咲く季節になると、田畑を耕し種を蒔く時期だと昔の人は桜を見て季節を感じていたのでしょうという話もあります。
2.秋冬に咲く種類もある。
桜は、春だけではなく秋から冬・早春に咲く種類もあります。
十月桜です
日本の盆栽を山野に自生する野生種は10種といわれてます。
ヤマザクラ(山桜)・カスミザクラ(霞桜)・オオシマザクラ(大島桜)・エドヒガンザクラ(江戸彼岸)・チョウジザクラ(丁字桜)・マメザクラ(豆ザクラ)・タカネザクラ(高嶺桜)・ミヤマザクラ(深山桜)・カンヒザクラ(寒緋桜)・オオヤマザクラ(大山桜)
そして、ソメイヨシノを代表とする300種以上もの園芸品種があるそうです。
園芸、野生種のなかでも、秋から冬。早春の桜が十月桜・冬桜・寒緋桜など他数種です。
桜は、ぱーっと咲いてすぐに散ってしまう儚げな姿それもまた魅力ですがこうしてみると、実に多種多様な種が存在して長く人々を楽しませてくれるのです。
3.日本の冬の寒さに耐えられる。
日本に自生している植物なので当然なのですが、小さな、鉢・盆栽としてもとても耐寒性が強く丈夫です。
私の、住んでる地方では1メートルも雪の積もる地方なのですが板で回りを囲み少し雪で埋めてあげても春になると新緑の芽吹きを出してくれます。
春の芽吹きはとても美しく可愛らしいです。
桜のデメリット
次は、桜の栽培管理についてデメリットを。
- 桜は庭に植えない。
- 枝を切ると、枯れやすい。
- 桜の葉が虫の大好物。
1.桜は庭に植えない
桜は浅根性といって、土深く根を伸ばさず地面表面に浅く広く根を広げます。
山や公園に植えられてる桜の樹の下を見てみてください。太い枝別れした部分が土に向かって潜ってますがあれは根が光に当たって木質化したものなんです。桜は、表面に根を張るので庭に植えてしまうと家の土台したに根が潜り込み持ち上げてしまうなんて話もあるそうです。
ですので、植えるなら大きさの限られてる盆栽か鉢植えがベストかとおもいます。
2.枝を切ると枯れやすい
桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿というほど桜は切り込みに弱いです。その理由は、桜の枝を切ったまま処置しないとそこから雨水と一緒に雑菌(腐朽菌)が入りこみ枝が腐ってしまうからです。
だからなるべく、大きな太い枝を切除したら薬を塗るなり処置を施さないといけないんです。
しかし、盆栽・鉢植えくらい小さく仕立てれば極細枝なら腐って枯れこむ心配は少ないでしょう。
3.桜の葉が虫の大好物
桜は、虫に好かれやすいようです。春の花が終わって5月から若葉が芽吹くと続々とやってきます。特に、怖いのが毛虫です。
皆さんも、見たことありますよねあの毛むくじゃらの集まった光景を・・・。
なので、大きく育てる場合マメに殺虫剤予防しないといけないのです。
ただ、これも小さく育てる場合気にしなくていいです。私も3年くらい15㎝以下の盆栽を育ててますが毛虫がついたことは一切ありませんでした。
桜の魅力まとめ
こうして、桜の魅力と欠点を紹介しました。
虫がつくとか、枯れやすいとかリスクもあり鉢植え・盆栽と小さくしても100%大丈夫というわけでもありません。
ただ、それを補って余りあるくらい魅力たっぷりな日本の誇りだとおもいます。桜の鉢植え・盆栽はネットで扱う他ホームセンターなどにも3月末くらいから出回るとおもいます。これを期に皆さんも、桜をそだててみませんか?
最後に、植物も皆さんと同じに生きていて一つ一つ違います。なので、育てる時は責任をもって大事に可愛がってあげてください。