注意!桜盆栽が咲かないこんな理由と管理の仕方
らしといいます、こんばんわ。
みなさん早春に咲く桜盆栽、毎年春暖かく蕾が開く姿はたのしみですね。
今か今かと、待ち遠しい桜盆栽がちょっとした不注意で咲かなくってしまったら一年の苦労も台無し悲しくなりますね。
花が咲かない原因一つずつ見て管理していけば、またその苦労に答えて咲かしてくれる可能性があります。
桜盆栽が咲かない理由と管理の仕方
- 水やり不足
- 日当たりの悪いところに置いた
- 剪定のやり方を間違えた、又は時期外れ
- そもそも、株が若い
1.水やり不足
一にも二にも水やりが肝心です。山野に、自生している桜は日当たりよく、豊かな土地の風通しの良い所に生えています。そういった環境のため水をすごく必要とするため、ちょっとしたうっかりですぐに水が切れ枯れてしまいます。言うまでもなく夏の暑さは盆栽にとって大敵こまめな水やりを心がけてください。
続いて、気を付けるのは冬の水切れです。寒いからと、水やりが億劫になったり冬の乾燥にとウッカリ管理を怠るとせっかく着いた花芽(花の元)が枯れて咲かないこともあります。冬は、桜盆栽も休眠期として休んでいますから活動も鈍いので3~4日間隔で水やりしましょう。因みに、私の住んでる新潟など雪国は軒下など風雪の当らない所で管理するので一週間に一回と間隔もまた変わります。ご自身の環境を見極めて正しい水やりをしましょう。
2.日当たりの悪いところに置いた
桜は、太陽の光を好む陽樹です。これは、生育や花を咲かすために必要な日照量が多く必要な樹のことを言います。桜盆栽もこのタイプなので、半日ほど日が当たるように鉢の置き場を工夫してください。夏場など、逆に乾燥に気を付けないといけないのでとくに強烈な西日などは当てないほうがいいです。花の付きやすい園芸品種(旭山桜)などは午前中の日光で十分かと思います。
3.剪定のやり方を間違えた、又は時期外れ
これは、せっかく生育期に作られた花芽が剪定で切られてしまうことです。枝が長くなってしまったからといって、枝先を切ってしまったら花の元も一緒に落としてしまうんですね。
桜盆栽は、花が終わり春から夏にかけて花芽が枝の成長と共に枝先に花芽を作ります。
ですので、剪定は花が終わった花後すぐに剪定するか葉が落ちた後の休眠期に花芽を確認しながら切る必要があるんです。初心者の方なら、花の蕾が膨らみかける3月下旬に花芽を確認しながら切るか4月の花の終わりすぐに枝を元から剪定すると安心です。
4.そもそも、株が若い
種から、育てた桜盆栽。山桜など、野生種などは中々咲かず10年も時間を要します。それぞれ、個体差があるので絶対とは言い切れません。私も山桜を育ててますが、3年目の山桜を買って4年経ってもまだ咲きません…。
花を楽しむなら、咲きやすい園芸品種の旭山桜などオススメです。
まとめ
桜盆栽の花を咲かすのに、水やりに気を付けたり剪定に気を付けたりと何かと手間もかかりますが苦労した分咲いた時の感動も、ひとしおかと思います。
花を楽しむには、旭山桜などの園芸品種から最初に選んで育ててみてください。
最後に、植物も皆さんと同じに生きていて一つ一つ違います。なので、育てる時は責任をもって大事に可愛がってあげてください。