旭山桜は、花を見るには一番だけど盆栽にはなりにくい!?
らしといいます、こんにちわ。
みなさん、旭山桜という園芸品種の桜を知ってますか?春先になるとガーデニングセンターやホームセンター盆栽園などで販売されてます。とくに小さく育てられて花もとても付きやすいオススメですが、盆栽にすると中々難しいんです。今回はこの、旭山桜を紹介します。
[:contents] 目次
1.特性
2.育てやすさ
3.盆栽として
1.特性
旭山桜は、バラ科サクラ属の落葉広葉樹・里桜系の園芸品種。樹高:2~4mと地植えにしてもとても小さい。花色は、淡い薄紅色の八重咲種で花柄が下に延び垂れます。枝は斜め上に延び、葉が7~8㎝まで大きくなります。
2.育てやすさ
なんといっても、花付きが良く小さくまとまることです。山桜のような野生種など種から育てると10年かかるそうです。
しかし、旭山桜などは花付きの良い接ぎ木素材を接いでいるのでとても花が良く咲きます。植木鉢や、盆栽鉢に植えてあげれば小さくまとまって毎年花を咲かせてくれます。
3.盆栽として
続いて、盆栽としてです。これは、私の主観ですが旭山桜は八重咲種と同じ若枝が太くまっすぐに伸びます。10cm以下の、ミニ盆栽として難しいのではないのかなと思います。
また、花が沢山付く代わりに枝の元になる葉芽(葉の元)ができにくいのです。桜盆栽は、毎年枝の先に花が出来ます。でも、花の咲いた後は葉がでないのです。葉が出てこないとそこから枝が伸びず根本まで切り戻さないといけません。
そうすると、盆栽として枝を残して作るのが難しいのです。
最後に
旭山桜は、花も付きやすくまた寒さにも強い品種です。私の住んでる新潟でも雪が解けて春がくると毎年沢山咲いてくれます。
鉢植えとして植えて、花が終わったら小さく切ってあげるとまた1年のうちに枝が伸びて咲かせてくれることでしょう。
最後に、植物も皆さんと同じに生きていて一つ一つ違います。なので、育てる時は責任をもって大事に可愛がってあげてください。